カテゴリー「車両(TT)客車」の19件の記事

2019年12月27日 (金)

TTスケール(1/120)マニ60 その7

 新しく作り直したマニ60に同様の方法で作ったデカールを貼り、窓を入れたもの。要するに今回の完成形です!  その割に文章に少し元気がないですが・・。
27dscf8628
 前回よりデカールの色はRGBを少し変えました。スユニ60には及ばないですが、前よりは少し良くなった、少なくとも廃棄するほどのひどさではないということでしょうか。かろうじて完成といたしましょう。なお、今回ドアはHゴム部分の外枠全体にマスキングを行ってからグレイの缶吹きを行いました。

28dscf8215
 さらに今回の荷物車の窓は透明シートにプラスチックカッターで線状の傷を入れただけです。以前はこれにさらに白い塗料を塗っていましたが、傷をつけただけで白っぽく目立つのでそのまま使いました。

29dscf8615
 スユニと並べたところ、左側がマニ60。遠くからだとデカールの不自然さは目立ちませんが、


30dscf8599
 近接になると、やはり「貼り付け」感がはっきりしてしまいます。

 ところでこの白地デカール、今後もトライするかどうか、迷うところです。私には色合わせが難しすぎます。PC上で色を作ってもそれをプリントした場合の色はまた別物です。さらに、色の発色は印刷する媒体によって異なりますからデカール用紙以外の紙に試し印刷をしてもあまり意味はなく、毎回調子を見るためのテスト印字に高価なデカール紙そのものを使用しなければなりません。それよりも技術的にもっと困難なのは色そのものよりも色合いというか、色調というのか、いわゆる艶消し、半艶、・・といったことで、印刷の場合これは印刷用紙の種類で選択するのですが、この場合はデカール紙で決まっているので選択の余地がありません。それではデカール貼り付け後、クリア塗装をして車体の地色とデカールを同じような色調にしてしまってはどうか? 実は今回、最初のボデイーをオシャカにしたのはそのせいです。クリアー塗装などをするとデカールと地肌との色合い(艶)の違いがますます際立ってきて手が付けられなくなります。ひょっとするとクリアー塗料に対する化学反応が工作紙などとは全く違うのかもしれません。

 いずれにしても今回の白地デカール、うまくいくとある程度の効果はあることが分かりましたが、使い方は難しかったです。慣れれば解決できるといったものなのかどうかは今のところ不明。    (この項終り)



| | コメント (0)

2019年12月23日 (月)

TTスケール(1/120)マニ60 その6

 下は自作デカールをブドウ色2号に塗った工作紙にテスト的に貼ったものです。
20dscf8226
 上段は最初にテストしたもので、貼り方のコツがわからなくて、かなりひどい状態ですが、下の方は少しは良くなっているようです。この条件でデカールを作り、いよいよ本番、塗装した車体に貼ってみました。

21dscf8284
 うーん・・、これはまずいです。デカールの色が車体の色合いとはずいぶん違います。いかにも紙を張り付けたというようにしか見えません。これは失敗! しかしこのデカールの実体は薄い接着剤の被膜をそのまま車体に張り付けたようなものなので、容易に剥がせそうにありません。

 一方スユニ60の方はマニよりは幾分ましです。
22dscf8282

 少し接近してみてもそれほど違和感はありません。こちらのほうがデカールの色と車体の色が合っていたのでしょう。
23dscf8246

 ところで、マニの方はこんな状態ではとても完成車輌とは言いにくいです。デカール全体が接着剤でできているようなものなので剥がし方がよくわからず、結局、このボデイーはもう使えそうになく、廃棄することにします。ここまで出来たのに・・という無念な気持ちはありますが、趣味でやっていることなので損得も、時間も関係ナシ、短気は禁物とグッと堪えて、最初から作り直すことにしました。 とはいえウ~ム・・・やや恨めしい。




| | コメント (0)

2019年12月21日 (土)

TTスケール(1/120)マニ60 その5

 今回は窓を貼る前に、自作デカールに挑戦します。私は普通のインクジェットプリンターしか持っていないので、もちろん白地を印字することはできません。そこで今回準備したのは白地のデカールシートです。
15dscf8582

16dscf8586
 このようにパソコン上でいくつかの車体色候補を作り出し、そこに白抜きの文字を入れます。ただ、この車体色の色を合わせるのは易しくはありません。上のようにいくつか試して、一番近い色を選択する必要があります。そしてそのRGB値のデータをもとにデカール紙に印字します。

 GMのブドウ色2号は私のパソコンでは下のRGB値に近いようです。
17dscf8584

 ついでにスユニ60で使ったジェイズのどめ色も調べてみると、こちらは赤みがかっているせいか、Rだけに値があり、G,Bはほぼゼロとしても良いようでした。
18dscf8585
 



| | コメント (0)

2019年12月15日 (日)

TTスケール(1/120)マニ60 その3

 ついで車体全体にGMブドウ色2号を吹き、乾燥させてから二重になっていたドアのマスキングを一枚一枚外していきます。
9dscf8043 

そしてHゴムのところは・・・、
10dscf8046
おお~、地肌はやや荒れていますがなんとかうまくいきました。

11dscf8048 
 上が前回のスユニ60で塗装はジェイズのどめ色、下が今回のブドウ色2号。どめ色は旧客にしてはやはり赤が強すぎました。




| | コメント (0)

2019年12月13日 (金)

TTスケール(1/120)マニ60 その2

  いつもうまくいかないHゴムの表現、今回は一段引っ込んだドアーの部分なので、ただでさえ下手なのにさらに厄介・・、ということで組付ける前にここをやっておきます。まず、この部分にあらかじめ車体色を塗っておき(今回はGMのブドウ色2号)、窓の上下左右の辺をマスキングして窓の縁にグレイを塗ります。
5dscf7968b 

6dscf7968
 なんとかできました。ただしグレイはもう少し薄めのほうが良かったです。

7dscf7991 
 ドアを車体に接着後、ドアの部分をマスキングします。そして全体にサーフェーサーを塗ります。
8dscf8038


 

| | コメント (0)

2019年12月10日 (火)

TTスケール(1/120)マニ60 その1

 昨日は北海道、大変冷え込んで道東や道北では最低気温が―20度越え! 私のところでも12月としては立派な冷え込みで、-15度になったということですから、まさしく真冬並みでした。ところが今日は一変して朝から雨が降っています。気温もこの時間(8:30)でもう+4度に近い。この差はいったい・・? と思いますが、こういう温かさ寒さを繰り返して本格的な厳冬期が来るのでしょうね。

 久しぶりに旧型客車製作をご紹介します。私の模型工作の主たる対象は旧型客車と自認していますが、実はこのブログが始まって以来、本当の自作客車を取り上げたのはたった一回、昨年のはじめころスユニ60を報告しただけです。スユニが完成したのは実際には昨年1月だったはずですからずいぶん長い間客車には取り組んでいません。そんな状況で主な関心は旧客にあるなどとはいささかおこがましいのですが、そろそろ何かを・・・、という気にはなってきました。

 今回はスユニと同類の荷物車、マニ60にトライします。マニ60は200番代というのが北海道でもかつて活躍したものがあり、5、6年ほど前に製作にトライしたのですが、見事に頓挫。今回もう一度同じ型にチャレンジという選択肢もあったのですが、別なものに手を出してみたくなり、50番代を手掛けることにしました。マニ60の50番代は北海道には配備されていなかったらしいのですが、私がいつも参考にしている「RMライブラリー誌」に札幌駅で撮った写真が載っていたので北海道の鉄道に走らせてもおかしくはないと考えました。もちろん、詳しい事はわかりません。

 ともかく、いつものように「鉄道CAD」様から図面を拝借いたします。
1-cad-b-2  

 この図面を1/120で直接工作紙(0.3t)にコピーしてカッターで切り出し、切り口のバリなどを修正して側板、妻板、ドアー等を作ります。
2dscf7900

 以下、いつものペーパー車輛と作り方は全く同じなので細かいところは省略して、今回初めて取り入れる方法だとか、要点だけに絞って述べることにします。

 屋根は私にとってなじみの木製です。
3dscf7898

 私はこれまで、窓周辺の修正や、木製屋根の仕上げにタミヤパテ(ベーシックイタイプ)を使っていましたが、どうもこれが使いにくい。粘度が高くて、シンナーで薄めるのに一苦労。このタイプは基本的には指で練って穴をうずめるために使う、ということになっているので高めの粘度ということはわかるのですが、それとてもあれほど高粘度の必要があるのかしら? ちょうど今使っているチューブが底をついてきたのを機会にクレオスの低粘度タイプのパテを使ってみました。
4dscf7907
 こちらはシンナーで薄めて筆で使うことが楽でとても便利ですが、色がない、すなわち透明なのが少し不満。パテを塗り終わったのか、終わっていないのか、わかりにくいというのは不便なものです。

 なお木製の屋根は私にとっては手慣れた工法であり、これからも踏襲していきたいのですが、シートを作る、すなわち内部造作などにも気を遣う、ということになると天井の関係から難しくなってきそうな気がします。あの旧客のやたらに高くて大きな、ガランとした感じの天井が懐かしくもあります。



| | コメント (0)

2018年4月 8日 (日)

TTスケール(1/120)スユニ60 その13(完)

 ここ23日寒い日が続いているなーと思いながら今朝起きてみると、なんとまた外が白くなっていました。先日の春ま近を思わせる気配はどこへ行ってしまったのでしょう。

X14dscf8581

 

 今日の北海道の天候がどうであれ、私の家の運転台はいつも初夏の晴天です。完成した車両を早速運転台で走らせます。模型工作をして何が楽しいかといって、自分で作った車両を初めて運転する時、たとえそれがけん引される車両であってもレールに乗せる時には毎度胸がわくわくします。牽引車として今回はC62にご登場願いました。スユニはもちろん編成の先頭です。

 以下、いくつかの写真をご覧ください。

X16dscf7707

X18_2finadscf7603


X18_5finadscf7592

X16_6_dscf7724

X18_7_dscf7721

 このスユニ60は昨年(2017)末に製作活動開始、年内に完成させたかったのですが、結局新年に持ち越されました。私のペーパー自作のペースは平均で3カ月くらい。つまり、構想を練り資料調査、場合によっては図面作製に1カ月、実際の製作に1~2カ月くらいとなります。次の自作車両は既に決まっています。いったん放棄したペーパールーフにまたトライしてみたいと思いますが、さてどういう結果が待っていますか。             

                 (この項終わり)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年4月 5日 (木)

TTスケール(1/120)スユニ60 その12

 完成したスユニ60北海道型の2-4位側(公式側)の写真です。

X18_b28finadscf7553

 こちらは1-3位側。

X18_b29finadscf7551

 これは前方妻側。

X16_b30finadscf7548

 そして後方妻側。この車両のシンボルともいえる煙突が車掌室の上に飛び出しているのが良く見えます。これはプラ材を組み合わせて作りました。

X16_b32finadscf7558

 幌はまだ付けていませんが、私の標準仕様は片側の妻面に折りたたみ式幌を付け、カーブでの走行時にはその外側表面をもう一方の車両の妻面上を滑らせているので、後方のこのステップは邪魔になります。多分車両運用時には実物とは違ってこちらを先頭車の前位とすることになると思いますが、しばらく走行させて様子を見ます。

 写真を拡大してみるとずいぶん粗が見えます。良くも悪くも私の自作車両としては平均点くらいの出来です。もちろん十分満足な結果とは言いかねますが、不満を言えばきりがなく、私の実力としてはこんなものでしょう。今回、大きな間違いが一つ(窓をまるまる一つ付け忘れ)、小さなミスは2ダースくらいでその中の半分以上は修復不能か、修正せずに妥協した、と・・これくらいは私の製作工程ではごく普通に起きます。デイテールは並みのキットにごくわずか手を加えた程度で最近の金属製客車のスーパーデイテールモデルなどとは程遠いのですが、何度も述べるようにデイテールに凝るためには車両の基本的な造作がよほど正確にできていないとかえって見苦しくなるというのが私の持論なのでこれからもこの程度に抑えるつもりです。

 私の従来の製法を基本としましたが細かいところでは変えた部分がいくつかありました。その中からうまくいったと思われる手法は次回にも取り入れ、少しづつ合理的な製法を習得していければと思います。

 なお、完成時の車両重量は38gで、これは私の旧客ではほぼスタンダードである40gに近いものです。今回、側板補強梁に真鍮角棒を使ったのでウェイトを載せずにこれくらいになったのでしょう。この車両はおそらく編成の最前部に配車されるのでもう少し重くてもかまわないのですが、これも様子を見ることにします。この重さは金属製車両を手掛けているモデラーの方々からは笑い飛ばされるような数字かもしれませんが、もし固定レイアウトを自宅に所有して毎日編成列車の運転をする環境にある人なら動力車でけん引されるトレーラーはできうる限り金属製は避けるべき、というのが私の乏しい経験からの結論です。年に運転会で数回、多くても数十回の運転と、毎日のように酷使するというのでは条件が違いすぎます。これも単なる独断かもしれませんが? いずれにしても私の鉄道では動力車にはできうる限り無理をさせないようにします、というよりも私のメンテナンス能力の範囲内で使用しているというのが実態です。           

                           (続く)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年3月31日 (土)

TTスケール(1/120)スユニ60 その11

 妻板下の端梁を塗り(灰がかった黒を調合して刷毛塗り)、室内の仕切りを付けます。

X12_b21dscf7515

 その後屋根を塗装して(ジェイズ:スエード調ダークグレーを缶吹き)、ベンチレーターを付けました。

 次いでドア下ステップ。今まではNゲージ用エッチングパーツを流用していましたが小さすぎてあまり目立ちません。いや、走行時には私などはほとんど識別不能といってもよいくらい存在感の無いものでした。そこで今回はスケールに近い(手元にある図面に近い)ものを自作することにしました。

 0.5×0.3tの真鍮帯板を3mm角真鍮棒を治具として曲げます。当初0.2tを使おうと思いましたが強度を確保するため0.3tにしました。

X12_b23dscf7468

それを1.5×0.3t帯板にはんだ付け。

Zx12_b25dscf7471

 これを適宜カットして着色後ドア下にエポキシで接着します。

 その後、テールライト、煙突その他残りの処置を終え、最後は窓ガラスです。郵便車、荷物車の窓格子をどうやって表現するか。以前マニ60を作った時は透明シートにパソコンで黒い直線を描きそれを使うというごまかしをやりましたが、これは今思うと明らかにNG。今回は作る前から考えていた以下の方法です。

 透明スチロール板(0.2t)にプラスチックカッターで筋を入れ、その上に白い塗料を吹き付けます。

X12_b26dscf7500

続いてサンドペーパーで塗料だけ落とし、#1000まで磨きました。筋を付けた部分だけが白く残ります。

X12_b27dscf7512

 これを窓として用います。最後は#1000までしか磨いていませんが、もう少し細かく仕上げて窓の透明感を増した方が良かったようです。窓の接着にはタミヤセメントを用いました。スチロール板はアクリルに比べると傷がつきやすいと思いますがプラ用接着剤が使えます。ゴム系接着剤よりずいぶん使いやすく、最後の最後に作品を汚してしまう危険性が減ります。

X14_b27finadscf7533

 これでレタリングを除き完成です。屋根上右側、車掌室上の煙突が愛嬌です。とりあえず写真に撮りましたが、接写(広角)だったので左右端がすぼんで写ってしまいました。次回もう少しましな写真をお見せしたいと思います。

                          (続く)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年3月28日 (水)

TTスケール(1/120)スユニ60 その10

 前回、前々回と少し横道にそれましたが、またスユニの工作に戻ります。

 床下塗装はまず百円ショップのつや消し黒の缶スプレーを吹きました。安いのがとりえですが、塗面は粗く、上回りなどに使うのは躊躇します。ツヤ消しとなっていますが実際は半ツヤに近いです。そのあとタミヤのリノリウム甲板色をほんのひと吹きして最後につや消しクリアーで仕上げました。

床板にこのユニットをネジ止めし、カプラーと台車TR11TT9プロジェクト製)を付けて下回りは完成。台車は片側のボルスターだけにスプリングを入れて留め、もう一方は単なるビス止めです。これは以前、両側にスプリングを付けると脱線の原因になるということを読んだことがあるためです。たしかにペーパー製の軽い車体ならその可能性があります。あくまでも車重とスプリングの強さの関係だとは思いますが。

X14_b019dscf7481_3

ひとまずこの状態で床板を上回りにはめ込んでみます。

X14_b20dscf7484

 これであとは屋根を塗り、ベンチレーターを付けるだけなのでほぼ出来上がりと思いましたが・・。これからやるべきことを列挙してみると。

 1屋根塗装

 2ベンチレーター取り付け

 3室内仕切り壁製作取り付け

 4床の上面の塗装

 5テールランプの取り付け

 6端梁塗装

 7車掌室上の煙突製作取り付け

 8車掌室下ステップ製作取り付け

 9窓ガラス製作接着

 ざっと並べただけでこんなにあります。しかも、3、7、8、9は小物とはいえ素材から作り始めなければなりません。完成にはもう2歩も3歩もというところです。特に煙突はそれほど大変ではなさそうですがこの車両のポイントであり、今回製作の動機のひとつともなったのですから省略はできません。またドア下ステップと窓ガラスは今までとは違った方針で臨もうとしているのでどうなるか分かりません。場合によっては試行錯誤を繰り返さねばならないかもしれません。


| | コメント (0) | トラックバック (0)