カテゴリー「車両(TT)」の76件の記事

2020年8月 3日 (月)

tt9プロジェクトC61キットの組立 31

 ボイラーにはかなり手を加えたので次にランボードですが、ボイラーに取り付ける前に準備しておいたほうが都合の良いことがあります。まず、両側に付く圧縮空気溜(エアタンク)。
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ロストワックス法で成形した際の湯口、これがかなり大きいのですが、それを切り取って、形を整えます。

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 このエアタンクを両側のランボード下に取り付け、非公式側には給水ポンプから前方に向かう配管をしておきました。この管の後端はご覧のようにランボードの山の中、すなわちポンプの裏側になって隠れてしまうでしょうからここは特に何もせず、このままにしておくつもりです。
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また、公式側のランボードにはコンプレッサーに繋がる空気管を準備しておきました。




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2020年8月 1日 (土)

tt9プロジェクトC61キットの組立 30

 今日から8月。本州以南はようやく梅雨が終わっていよいよ本格的な夏を迎えるのでしょう。7月を振り返ってみれば、なんとも凄まじい1か月だったと言うほかなさそうです。いつ終わるとも知れぬ豪雨と増える一方のコロナ感染。幸い北海道は今のところコロナは小康状態ですし、北国故に大雨は起きにくい、と日本の中では多少は安泰な7月でしたが、災害や感染の被害を被られた方々には心から哀悼の意を表します。

 こんな時に趣味三昧などとは罰が当たりそうですが、何もしないよりは世のためになるのではないかと、標記の記事を続けます。
 次はコンプレッサーに排気管を付けてそれを前方に伸ばしました。これはボイラーとランボードの境目ぎりぎりにありますので、ランボードを固定する前に付けておかないと工作が難しくなると思います。
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 このように0.5φの布巻き線を使っています。
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 下から見るとこんな感じで、配管受けは0.5×0.2t帯板をボイラーにあけた穴に差し込みました。
 一方、非公式側にはブロワー配管を施しました。これには特に指示はないのですが同じく布巻き線を使い、配管受けも同じように帯板で作っています。
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 そして記事の前後が逆になりましたが、非公式側に給水ポンプも付けました。これもランボードに頭ギリギリですが、こちらはそのままでもなんとか収まりそうです。ただし、裏側はロッドピンとの干渉を避けるためやはり削る必要がありました。
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2020年7月29日 (水)

tt9プロジェクトC61キットの組立 29

 ボイラーに取り掛かると、おなじみのものがいろいろ出てきます。下の写真はコンプレッサー。国鉄近代型蒸機ではどの機種にあってもボイラーと下回りの境目付近にドッシリと構えて、よく目立つ部品ですね。
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 このキットのコンプレッサーに関してはボイラーにあらかじめ取付穴が開けられておりますが、取付台というものは特には無く、直接その穴に半田付けすることになっています。しかし、付けてみると第3動輪のロッドピンと干渉します。これはよくあることなので素直にコンプレッサー裏側を少し削りました。
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 そうやって付けようとしてみますが位置が高すぎるのかランボードの山型の中にうまく収まりません。
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 コンプレッサーをランボードの下に収めようとして穴を下の方にずらしていくとボイラーのカーブに沿ってコンプレッサーの位置が段々内側になっていき、再びロッドピンと干渉するようになってしまいます。仕方がないのでコンプレッサー上部の吊り輪を削り取って高さを低くしました。また、ランボードの位置自体が少し低いようなので、取り付けの穴を上側に広げました。
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 一応こんな感じになりましたが、ボイラーにはランボード付近の配管をもう少ししなければならないのでこのランボードを本格的に固定するのはもう少し後になります。




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2020年7月26日 (日)

tt9プロジェクトC61キットの組立 28

 続いてボイラー上に発電機を取付けます。これにはヘッドライトなどに電気を送る主発電機(写真左)とATS用の発電機(右 まだ湯口が付いています)があります。国鉄車両のATS装置は昭和30年台後半に付けられたと聞いていますので1947年、すなわち昭和22年に誕生したC61の場合はその生涯の半分近くをATS装置を付けて活躍したでしょうから、モデルでもATS発電機は付けたほうがよろしいと思われます。
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 まず主発電機の方から。キャブからの入力蒸気管を取り付け、そしてサイレンサーの付いた蒸気排気管はキャブ屋根上に回し、さらに火室の下のほうへ向かう細い拝水管を0.2φで作ります。これらの線材を取り付ける孔は発電機を取り付ける前に開けておきました。なお、サイレンサーの部分の排気管の長さ(高さ方向)が少し足りないので、この部分は斜めにして長さを稼ぎました。また、今回は両発電機からの電線管は省略することにしました。

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 同じようにATS発電機を取り付け、それにも入力蒸気管とサイレンサー付きの排気管、下へ向かう排水管を付けました。このあたりのところは取説には詳しく扱われていないので自分で考えてパイピングしなければなりません。




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2020年7月24日 (金)

tt9プロジェクトC61キットの組立 27

 そろそろキャブをボイラーに本格的に固定したいのですが、その前に煙室扉と扉枠を仕上げておきます。ここは基本的にキットに用意されたものを取り付けるだけですからそれほど難しい加工ではないのですが、蒸機の顔にあたる部分ですから、工作は丁寧にやる必要があります。といっても、私の工作はいつも思い通りには行かなくて・・・。
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 なお、扉の後ろは閂(カンヌキ)になっていてハンドルの回転で開閉できる仕組みになっていますが、私の場合、ハンドルを回してロックしても完全には戸が閉まらず、少し隙間が空いてしまっています。ここ(ハンドルの柄の長さの調整)は相当きっちりと工作しなければならなかったようです。
 まがりなりにも煙室正面が形になったのでキャブの取り付けにかかります。キャブ取り付けの際に、煙室正面が先にできていればキャブを正確に組み付けるときに何らかの目印にもなるだろうと考えたからです。
 

 キャブをボイラーにきっちりと嵌め合わせてはんだを流すだけのことですが、改めて言うまでもなく、これが大変慎重を要する作業です。
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 正面、横、平面の3つの向き、それも前と後側の両方、合計6方向から水平、垂直をよく調べてから本付けしなければなりません。

 

 

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2020年7月22日 (水)

tt9プロジェクトC61キットの組立 26

 しばらく離れていたC61の製作に戻ります。これまでのボイラー工作で下の写真のような状態にまでなっています。なお、今回、ボイラーステップの周辺、つまり、裏側からの半田付け操作が難しいところはすべて表から半田を流し、その後キサゲで半田を落とすようにしました。一見手間がかかるようですが、無理をして裏から半田付けし、曲がってしまって、何度もやり直してもうまく付かず、最後には諦めて表から半田を盛る、などというくらいなら、潔く最初からキサゲ覚悟で工作した方が良さそうと判断しました。ただ、TTの場合はなにせ小さいので先に付けたパーツが干渉したりするのでキサゲが易しくないところも出てきます。
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 ボイラーの下準備ができたところで途中までになっていた作用管を付けました。これはあらかじめボイラーに開けておいた穴に0.3φの受けを付けるだけですからそれほど問題なくできます。
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 これでようやく懸案の空気作用管が我がC61に付きました。




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2020年7月10日 (金)

tt9プロジェクトC61キットの組立 25

 続いて、ボイラーステップを取り付けます。ボイラー頂上の足場の前部には0.25φリン青銅線で手すりを付けました。
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 次にドームに付ける砂撒管です。ここは細い元栓と管が接続していてその接合部の根元からすぐに曲げが始まるので決してやさしい工作ではなかったのですが、このキットの場合、元栓と管が一体となっていて、大変作りやすくなっています。このようになっていると砂撒管の曲がりの格好だけに気を付ければよいので、以前に比べ楽に工作できます。
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 元栓と一体の砂撒管をとりあえずドームに取り付けました。
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 元栓と管が一体となっているので、取り付けの際に管の垂直にさえ気を付ければ元栓の位置は自然に決まります。すなわち、変にバラバラに曲がって付いたりするのを防ぐことができ、これも一体化にしたメリットになります。まさに一石二鳥とはこういうことでしょうか。




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2020年7月 7日 (火)

tt9プロジェクトC61キットの組立 24

 作用管の位置決めはボイラーができるだけ裸のうちにしてしまった方が易しいのですが、実際に作用管を付ける前に、その下になる配管やその他先に準備しておいたほうが良いものがいくつかあります。

 まず、ボイラーの前から後にかけて走っているハンドレール、その受け、いわゆるハンドレールノブです。
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 ロストワックス製品であるこのノブの取り付けは、普通のキットではあらかじめボイラーに空いている穴に上から(表側から)差し込むことが多いと思いますが、tt9プロジェクトのキットではそうではなくて裏側から差し込むように出来ています。そのかわりノブ径と孔の径がきっちりと合っていてパッチンと締まり、差し込んだ後ぐらぐらしたり抜けたりすることがありません。今回もそうやって取り付けましょうとノブを穴に差し込んでみると、ナント! これがすべてグラグラ、全く止まりません。孔の径が大きすぎるようです。ボイラー表側を上向きにするとみんなスルリと抜け落ちてしまいます。うーん、これは上から差し込む普通のやり方に比べるとずいぶん手間がかかってしまいそうです。なにせこういった状態では、取り付けはすべてボイラーを逆さにして最初からノブを下向きの姿勢で工作し続けなければならないのですから。内側からノブを差し込む方法はそれなりのアイデイアかもしれませんが、あくまでもそれはきっちり合う穴加工が保証されてのこと、そうでなければかえってやりにくくなってしまうように思えますが。

 そんなこんなでこの取り付けには悪戦苦闘、1日かけてようやく片側だけというありさまでしたが、何とか両側を取り付け終えました。こういう場合でも、もっと簡単に工作する方法があるのか? いや、当方に工夫が足りなかったのかもしれません。
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2020年7月 4日 (土)

tt9プロジェクトC61キットの組立 23

 さて、問題の空気作用管です。一昨年、これを考えているうちに頭の中がまとまらなくなり、ついに工作を投げ出してしまったところです。今回はあまり深く追求せずに工作を進めようと思いました。が、最初に突き当たるのは、鉄道模型誌などでも工作事例の少ないTTで作用管はどのくらいの太さにすべきなのか? 少なくともこれは検討しなくてはなりません。
 TT蒸機の作用管はtt9プロジェクトからC62用が販売されていたので、今までそれを利用したことがあります。エッチング製と言われていて5本まとめて出来上がっているもので、まあ、それはそれで悪くはないのですが、少し整然とし過ぎていて作用管らしくないと言えばそう見えるかもしれません。

 私はこれまでHOの蒸機には0.25φのりん青銅線で自作の作用管を工作していましたので、0.25φで作用管を作るのならなんとか行けそうです。しかし、HOで0.25φが標準とされている時にTTでそれと同じサイズでは少し・・・? ということで、今回は0.2φのりん青銅線に挑戦してみることにしました。その代わり、自由形をいいことに、線の数は4本とし、形態はほぼ直線という、きわめて簡略なものとすることに決めました。

 0.2φの真鍮線の工作は私は難しさを感じていますが、りん青銅ならなんとかなるかなという期待を込めて。まず、方眼紙に作用管を反転した実寸図を描き、その上で作用管を1本ずつ曲げて作っていきました。
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 その上から、要所要所に0.4φ真鍮線を直角に交差するように半田付けしました。これは作用管をボイラーから少し浮かせるための台になる部分で、この上、すなわち作用管を挟んで逆側に作用管受けを付けることになります。

 ひっくり返して表から見るとこのようになっています。
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この上にマスキングテープを貼って上から押さえつけてテープに作用管の凹みを付けてから剥がし、へこみを鉛筆でなぞってテープの上に作用管の形を描きます。それをボイラーに貼り付けてテープに印された場所に作用管受けを取り付ける孔を空けました。
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 このようにテープを使って作用管の位置をボイラー上に決める方法はあるブログから拝借したもので、このところ私はいつもこの方法を使わせてもらっています。





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2020年7月 2日 (木)

tt9プロジェクトC61キットの組立 22

 ボイラー上のドームはネジ留めなので今までも何回か付けたり外したりして様子を見てきましたが、ここでようやく本格的に付ける準備をします。ロストワックスでできたドームはもちろんよくできているのですが、このままでは裾の曲面がボイラーの円筒面と完全に合っているわけではないので、15φとして販売されている木製丸棒(実際に測ると14.7φくらいでC61にほぼぴったり)を見つけてきて、400番のサンドペーパーを巻き付け、その上で研磨して曲面を合わせます。
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 もっと削ればもっとぴったりとするのでしょうがそうすると裾の一部が薄くなりすぎそうで、この写真くらいで止めておくことにします。




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