カテゴリー「レイアウトシーナリの製作」の80件の記事

2020年4月19日 (日)

TT(1/120)レイアウト 国鉄道東本線 ターンテーブルの完成 6

 さらに機関区全体の完成後の写真をもう少しご紹介します。
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 この写真は逆光気味ですが、ターンテーブルと扇形庫のほぼ全体像です。

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 ターンテーブルを中心とした部分の俯瞰。左上、奥の方には建屋が何軒かのぞいていますが、これらは機関区事務所など。後日、ご紹介したいと思います。

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 同じようにやや上方からの扇形庫の夜景。これまでこのレイアウトのストラクチャーはすべて非点灯でした。その中ではじめて点灯化されたストラクチャーがこの扇形庫です。やはり感じが出ます。本当はここで機関車のヘッドライトも点灯していればもっと実感味が増しそうですが、現在、私のレイアウトでは残念ながら停止中の車輌を点灯することはできません。

 幌内機関区はこれでターンテーブルと扇形庫の紹介が済みました。ただ、機関区にはもっといろいろな施設設備がありますので、それらは追って紹介させていただくつもりです。なお、機関区についての記事はこの後少しお休みとし、ほかの話題に移りたいと思います。 
                (この項終り)




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2020年4月17日 (金)

TT(1/120)レイアウト 国鉄道東本線 ターンテーブルの完成 5

完成したターンテーブルをもう少し眺めてみましょう。なおこれらの写真は、この機関区全体が完成してから撮ったものです。

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 幌内機関区扇形庫を背景にターンテーブル上のD51。なお、このD51は天賞堂の関東型を完成品で入手しました。

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 こちらは扇形庫の中から見たターンテーブル。

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 運転室を手前にしたターンテーブル。この関東型D51は旧狩勝時代風に、正面を主灯1灯にし、キャブは密閉化したいのですが、まだできていません。その時代を彷彿とさせるのは今のところボイラー上の重油併燃装置のみです。

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 夜のターンテーブルの光景。後にあるのは左から給炭槽、変圧器電柱、クレーン。前述のようにすでに機関区全体が完成してから撮った写真です。



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2020年4月14日 (火)

TT(1/120)レイアウト 国鉄道東本線 ターンテーブルの完成 4

 完成したターンテーブルです。
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 ブリッジはオリジナルはプラスチック製、その上の枕木も黒いプラスチックなので、プラっぽさを消すために両方とも塗装したいところですが、下手に塗装をして、軌框とブリッジ本体を固着させてしまうと施錠動作に支障をきたすかもしれません。このターンテーブルはブリッジの回転と施錠動作が別々のモーターによってなされ、ブリッジ本体とその上の軌框が独立して動くからです。そこで塗装は避け、レール脇のプラスチックの部分を他と同じように2tバルサ板で覆って隠してしまいました。
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 完成したターンテーブルに9600を乗せてみます。

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 ターンテーブルを回転させて上の写真の逆側を見たところです。




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2020年4月11日 (土)

TT(1/120)レイアウト 国鉄道東本線 ターンテーブルの完成 3

 模型に戻って、まずターンテーブルの周りは全周にわたって2tバルサ板の渡り板で覆ってしまいます。外周線のレールはコード80なので2tの板を枕木の上にかぶせるとほぼレールの上端くらいまでの高さになります。そして外周線のさらに外側は枕木の上あたりまで紙粘土で覆います。
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 新得のものとの違いが一番目立つ運転室は、まずプラスチックのオリジナルの運転室をそっと上に引き抜きます。そして元のものより一回り大きな新しい運転室をペーパーで作り、それをすっぽりとかぶせてしまいました。これによりオリジナルのNより大きく、サイズ的にはTTとしてちょうどよい大きさの運転室に見えるようになりました。窓のガラスは透明なものを使うと中のモーターが丸見えになってしまうので、実際はあり得ませんが曇りガラスにしました。これは透明のスチロールシート(商品名:透明プラバン)に艶消しのクリアー塗料を吹いたもので、私は吹付量により曇り具合をコントロールしています。
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 窓は旧新得時代に合わせて現在のニセコ駅のものとは変えてあります。

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 やぐらにかかる梯子と、集電器から運転室に向かう電線管(と思われます)です。梯子はステップが0.3φ、枠は0.4φ真鍮線で作り、電線管は手芸用紙巻針金です。少し目立つように明るいグレイに塗りましたが、ほかの色が濃いので写真に撮ると白にしか見えません。なお、やぐらはKATOのN用オリジナルを黒で塗装してそのまま使っています。

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 ダミーの施錠装置とレバー。これは新得時代の写真には写っているのですが、細部が判然としないため、ニセコ駅のものをそのまま参考にしてペーパーとプラスチック、そして真鍮細線から作りました。

 



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2020年1月30日 (木)

1/120レイアウト国鉄道東本線 ターンテーブルと扇形庫 4

 新得の扇形庫の特徴の一つはその煙突です。この機関庫では煙突は屋根の前方にしかありません。したがって、どの写真を見ても留置されている機関車は前を向いています。また、その煙突の傘が通常の円形ではなく、方形ということは機関庫として大変珍しかったのではないかと思います。傘を支えるステーは写真で見る限り、太いのが2本、細いのが2本の計4本、しかし、細いほうは写真でもかすかに見えるか見えないかという程度なので模型では省略しました。
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  この煙突はKATOのNゲージ用のものに厚紙を撒いて少し太くし、傘は0.3tペーパー、ステーは0.3φ真鍮線で作りました。
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 また、雪国特有の機関庫の戸も写真を参考に作りました。
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 0.5tの工作用紙を1×1のアングルの枠で囲み、中心にはペーパーで補強の桟を表現しました。この桟は実物では横方向にも2本ありますが、それは省略しました。
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 上記煙突とこの戸は工作の都合上、後ほど扇形庫に装着しますが、今のうちに準備しておきました。

 

 

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2020年1月27日 (月)

1/120レイアウト国鉄道東本線 ターンテーブルと扇形庫 3

 ターンテーブルを囲む扇形庫の土台ができましたので、上屋を作ります。

 ところで、新線に切り替わる前の新得機関区扇形庫を撮った写真は非常に少なく、情報収集には苦労したのですが、狩勝高原エコトロッコ鉄道の増田さんの協力などを得てようやく杉江弘さんや堀越庸夫さんが撮った当時の写真を見つけることができました。鉄道写真の世界ではおふたりともきわめて高名な方です。このセクションを作った時、ご両名の了解を得て写真を提供していただきましたが、このブログでの提示は控えさせていただきます。

 この機関庫は旧狩勝線時代の新得機関区の中で私がいまだ記憶に留めている唯一の施設で、新得では2代目の扇形庫でした。新得駅ホームから札幌方を見て左やや前方、本線の近くにあったのを覚えています。停車中の客車の窓からも見えることがありましたので強く印象に残っています。コンクリート製で屋根は後方へ向かっての緩い片流れ、開口部には扉があるという典型的な北国型扇形庫でした。このタイプは木造や煉瓦製のものに比べるとどちらかというと大味な感がするなどと言われることがありますが、私は昔から見慣れているせいか、そのおおざっぱなところにかえって北海道らしさを感じます。模型では前述の写真を参考に、4線の検修庫を3線に、6線の留置庫は5線に、計8線に縮小しました。

 余談になりますが、十代のころから、この峠を汽車に揺られて数えきれないほど行き来した自分自身がこの峠や機関区について何も残していないことが残念でたまりません。すでに半世紀以上が経ち、私のおぼろげな記憶はますます薄れています。当時の交通事情からして内地の方々から見ると北海道は遠く、さらに札幌のはるか東、この狩勝峠はまさに北海道でも奥地といえるところだったでしょう。そういうわけでよほどの鉄道ファンでもここまでくる方はほとんどなく、昭和30年代以前の記録は今思うと大変貴重なものだったはずです。地元北海道でも昭和40年より前にここを撮った鉄道写真家はごく稀であろうと思います。

 機関庫の作り方は木製角棒で骨格を作り、それにペーパーとプラ板の外壁を貼り付けました。なお、1/120といえども8線の扇形庫はかなりの大きさになるので留置庫部分と検修庫部分は別々に作り、分割式としています。

 まず、前面の柱の形に工作用紙を切り出します。
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そしてこれに柱と横梁を張り付けます。
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ここで縦の柱と横の梁は接着していません。各入口間に角度を付けるため今のところはフリーにしておきます。

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 同じ様な方法で後の壁も作り、入り口側の縦柱と後ろの縦柱を大きな梁(縦梁)で連結します。各縦梁は中間の柱で支えられます。そして庫全体の平面の形を整えてから、前面の柱同志を結ぶ横梁、後面の柱同志を結ぶ横梁、さらに前後を結ぶ大きな縦梁を各結合部ごとに台形型の補強板(0.5t工作紙)で固定し、それで全体の形をしっかりと決めます。各縦梁を支える柱も同様に補強し、扇形庫の構造が出来上がります。なお、この写真で見えるようにLED照明もこの段階で仮付けをしてテストしてみます。私の場合、各縦梁につき1個づつにしました。したがって、8線の機関庫なので計7個が必要になります。ここでは3mmの砲弾型LEDを使っていますが日本製にこだわらなければ(品質的にはこだわる必要はないと思いますが)価格はリーズナブルです。側壁、後壁はペーパーで作り、プラバンなどでデイテールを付けました。

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 前面などはなるべく新得機関区風にし、検修庫部分は下回りがほぼ出来上がっています。実物の後ろ側および側面はこの時点では不明だったのでこれらには使わなくなったKATOの扇形庫から窓を抜き出して流用しています。扇形庫に向かって一番右の車線、1番線は有効長が短いので、側壁の後半部分を切り落とし、中が見えるようにしました。ということは、この辺りは中の造作も少しやらねばならないということ、まあ、これも今後の楽しみではあります。

 実は、この扇形庫を作る前、当初はKATOの「扇形機関庫」を改良して新得機関区風にするつもりでした。KATOの扇形庫は1/150用なので1/120のTTでは使えるのか? ということですが、これは北海道型としては十分使えます。なぜならば、北海道にあったこのタイプのコンクリート製扇形庫は入り口が大変低かったからです。北海道では蒸機時代はほとんどの路線が未電化であったため機関庫の高さ、特に入り口を高くする必要がなかったのです。新得にあったものも入り口の高さは蒸機の煙突すれすれであったことが写真から分かります。逆に言うとNゲージのレイアウトで北海道の情景を作る場合はKATOのこの製品を使おうとすると、ひと工夫する必要があるということになります。
 話を元に戻しますが、当レイアウトではそのようなことからKATOの「扇形機関庫」を3個、9線分既に購入してしまったのですが、いろいろ検討するうちに実物との違いばかりが気になってきて、結局全く新たに自作する方が手っ取り早いと決断するに至りました。

 

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2020年1月24日 (金)

1/120レイアウト国鉄道東本線 ターンテーブルと扇形庫 2

 当初購入した電動ターンテーブルセットには前回述べた外周線路が2個(6線分)入っていましたが、今回の機関区の線路配置では、22線分必要なので、3線で1組(1個)の外周線路は8個必要になります。足りないのはあと6個、したがって「ターンテーブル拡張線路セット」をもう3セット買い足しました。

 隣接線路を準備して、ターンテーブル回りの線路を敷設します。隣接線路、ここではKATOのN用フレキシブル線路を使いますが、の高さはもちろんターンテーブルに合わせます(正確にはブリッジの線路高=外周線路高=隣接線路高)。
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  扇形庫を予定しているところはコルクシートと工作用紙を重ねて線路の脇をレール上面の高さにまでかさ上げし、コンクリート床を表すようにあらかじめグレイに塗装しておきます。

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 また、レールの内側を掘り下げてピットも作りました。ピットへ潜り込むための階段も作っておきます。 なお、これらの実際の大きさですが、ブリッジ端から扇形庫入り口までが160mm、隣接線路の後端までを360mmとしました。



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2020年1月20日 (月)

1/120レイアウト国鉄道東本線 ターンテーブルと扇形庫  1

 購入したターンテーブルを早速レイアウトに取り付けます。以前のフライシュマンのものとは大きさが違いますし、なんといっても今度の線路配置ではターンテーブル中心が異なるので、穴をあけなおします。正確に言うと前の穴から少しずらして9tのレイアウト基盤を円形に切るということですが、この穴をきっちりと正確にカットするのは困難なのでやや大きめの穴をあけておき、その上にやや正確な(?)孔をあけたプラスチックシート(1t)を敷いて、その上からターンテーブルを嵌め込みます。このプラスチック板はスペーサーの役割もしています。ここをあまり正確にやろうとして、寸法きっちりに開けた穴に無理にはめ込もうとするとプラ製で剛性の小さいターンテーブルに歪が生じ、動作に支障をきたすことがあります。それよりも本線からのアプローチ線とのレール高さが正確になるよう調整することに気を使いました。ターンテーブルの方はこれから外周方向に直線に延びる線路(メーカーでは隣接線路と呼んでいます)をたくさん作るのでそれと繋ぐことによりおのずから固定されるでしょう。
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 さて、その隣接線ですがこれもKATOから今回のターンテーブルに合わせて「ターンテーブル拡張線路セット」というものが販売されています。
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 このセットにはいくつかの部品が入っていますが、主なものは
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隣接線路(3本)、それと
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外周線路、3線分×2です。

 このセットの本体は隣接線路なのですが、これはお座敷での組み立てレイアウト用なのでこれを使うことはなく、私の固定レイアウトではKATOのN用フレキシブル線路を使う予定です。しかし、ターンテーブル本体とN用フレキシブル線路を繋ぐためにはこのセットに入っている外周線路が必要となります。いわばインターフェースというものですね。このためにどうしてもこの「ターンテーブル拡張線路セット」なるものを手に入れなければなりません。





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2020年1月17日 (金)

1/120レイアウト国鉄道東本線 私の幌内機関区  1-5

機関区の配線計画
 ターンテーブルの仕様が決まると線路配置をそれに合わせて考えることができます。

 レイアウト上の場所は以前から述べているように手前右隅、従来から機関区を予定し、フライシュマンのターンテーブルとそれに関連する線路を仮設していたところです。それらを撤去し、レイアウト基盤の9t合板上にターンテーブルの穴をあけ直して下の図のように線路を敷設することにしました。
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  既設レイアウト内の限られたスペースでは新得機関区の線路配置を忠実に模型化することは難しいので、ターンテーブルへの進入線上にあった給炭、給砂設備は進入線の支線上に設け、扇形庫も小型化するなど実際の新得機関区とは大きく異なる配置となってしまいました。しかし、個々の設備・施設類はわかる範囲で実物に似せて作るよう努めます。
 なお、既設線に直接つながる線路はPECOのNファインフレキシブルと同大型ポイントを使いますが、ターンテーブル周りはKATOのN用フレキシブル線路を用いることにします。この線路はコード80と言われているので1/120としてもかなりオーバースケールで、コード55のPECOファインとの違いが目立たたないかとの危惧もありますが、ターンテーブル周りの線路は紙粘土で枕木上辺あたりまで覆う予定ですので、最終的にはそれほど目立たなくなるのではと期待します。




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2020年1月14日 (火)

1/120レイアウト国鉄道東本線 私の幌内機関区 1-4

 ちょうどこの機関区の構想を練っているころ、KATOから新しくNゲージ用ターンテーブルが発売されていました。
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     KATOのホームページより

 日本のNゲージ用なのでTTとして使うには小型であり、当初は選択候補に入れてなかったのですが、よく調べてみるとこのターンテーブルは外周線間の角度が10度で、かつて国鉄に一番多かったと思われる9度に近く、日本型レイアウトに使用しても違和感がなさそうです。

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     KATOのホームページより

 ブリッジ長は160mmとやはりTTにはやや短い(実物換算で19m級)のですがC62は無理としてもD51ならギリギリ乗せられることが分かり採用に踏み切りました。そう決めたなら遅れを取り戻さねばと早速購入です。
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 この製品はブリッジの回転はもちろん電動で、その上停止位置を外周線に正確に合わせるメカニズム(施錠機構)を備えており、さらに晩年の新得機関区のターンテーブルと同じ下路式というのも条件には合っていました。
 機関区セクションの構想以来何年もかかりましたが、ここにようやく本格的な着工に向けての第一歩を踏み出すことができました。





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