カテゴリー「自然」の19件の記事

2019年11月15日 (金)

冬の訪れ

 一昨日(13日)この秋初めて夕張岳の冠雪を見ました。初冠雪ではないかもしれませんが、この山が白くなるといよいよ冬だという感じにさせられ、なんとなく身が引き締まります。
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 我が家の周りの秋ももう終わりか、木々の葉はほとんど落ち、ミズナラの褐色になった葉が枝の先にわずかに残るくらいでしたが、
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カラマツだけは依然として黄金色に輝いていました。
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カラマツの奥に見えているのは常緑のトドマツでしょう。

 ところが今朝起きてみるとどうでしょう、うっすらとではありますが銀世界。
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 北海道に住んでいると、秋と冬の季節の変わり目がはっきりとわります。この新鮮で美しい自然の変化もまた人生の楽しみの一つです。





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2019年11月11日 (月)

秋と冬のはざま  富良野のカラマツ

 先週の風と寒さで広葉樹の葉はすっかり落ちてしまいました。しかし北海道ではそのあともう一つ、移り変わる自然の色彩の恵みがあります。それはカラマツの黄葉です。この木はほかの木々がほとんど葉を落とした11月になってようやく色づき始めます。

 昨日(11/10日曜日)は久しぶりの好天。カラマツを観に富良野まで行ってきました。十勝平野もカラマツは見事なのですが、さすがにこの時期そんな遠くまでは、 ・・ということで富良野にしました。

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 富良野に着いてみると周りの丘の上はこのようにもううっすらと雪に覆われています。下の白い雪と、バックの暗い針葉樹の森の中でカラマツだけが金色に浮かびます。

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 カラマツと言えば前記十勝平野のほかオホーツクの斜里町やここ富良野から南富良野にかけて、そして札幌以西ではニセコ界隈にも見どころがあります。特にほかの木が落葉した後、秋撒き小麦の芽が出てきた畑での黄色と緑の対比が見事です。こういった光景は北海道でも畑作地特有のもので、同じ広大な平野でも稲作が中心の石狩平野や空知地方、上川盆地では見られません。

 以下の写真でカラマツの手前は秋撒き小麦の芽が緑になったところです。
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 この時期、ほかの広葉樹はみな葉を落としています。山の斜面にわずかに枯れかかった葉を残しているのはミズナラ。それ以外ではカシワが枯れた葉をほぼ一冬にわたって纏い続けますが、これは広葉樹としては例外とも言えます。その他は下の写真の白樺のようにもうほとんど裸になっています。ですから北海道ではカラマツがほかの木々とともに黄葉、紅葉するという事象は見られません。これは鉄道模型のジオラマで晩秋の景色を考える場合には留意したほうが良い点でしょう。
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 晩秋のカラマツの黄金の輝きは雪の白と針葉樹の黒だけのモノクロームの世界へ入る前の、一瞬の光芒といったものでしょうか。




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2019年10月25日 (金)

秋本番

 前回のブログで秋全開まであと一息と書き込みましたが、今日(25日)起きてみると毎秋おなじみの隣家のモミジがまさに満開。
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 家の周りを眺めてみるとあたりの森はもう一面色づいています。森全体が色づくにはあと一歩と報告したのは今週初めでしたが、秋の進みは一寸の休みも与えてくれません。カメラをぶら下げて道路沿いに公園まで行ってみることにしました。

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道路の周囲はこのように一面の黄葉。おそらく今日あたりがピークで、少の風でももう葉が落ち始めるでしょう。

 道路わきの森の黄葉を楽しみながらゆっくり歩きます。
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 写真を撮りながらぶらぶら歩き、30分ほどで公園へ。期待通りの木々の色づきでした。
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 高曇りの天気で日差しはいまいちでしたがそれでも十分に美しく、そのうえ帰りの道の景観も十分に私を満足させてくれました。
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 素晴らしい秋ですが、しかし今がピークということはこれが冬の始まり、次にやってくるのは北国の雪の世界です。ただ、北海道ではその前にもう一度秋の景観を楽しむことができます。それはなんでしょう・・?

 



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2019年10月22日 (火)

秋の彩り

 今年も例年に変わることなく秋が訪れました。我々にとってはいつも変わらない秋のように見えますが、世の移り変わりにつれ、少しづつ変わっているのかもしれません。 昨日は好天に誘われて、我が家の周辺をうろついてみました。

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 これは秋真っ盛りのカエデの木です。

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 右はシラカバ、ひょっとするとダケカンバかもしれません。左、真っ赤に染まっているのは ナナカマド。シラカバの黄葉は今が最後、じきに葉を落としてしまいます。

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 桜、おそらくエゾヤマザクラ、はもう葉を落とし始めています。

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 色づいた木々の下に美しい花を見つけました。ウンランにそっくりですがこれは栽培種のホソバウンランが野生化したものでしょう。

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 逆光ですが、このモミジの木はまさに最盛期の紅葉です。 我が家の周り、まだあたり一面の紅葉とまではいっていないですがその時期も、もう間もなく来るでしょう。

 

 

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2019年9月21日 (土)

秋の気配

 9月も半ばを過ぎると秋の気配が色濃くなってきます。まだ紅葉には早いのですが、先日は好天に誘われて外出をしてみました。恵庭市から西に向かい山の中に入っていきます。ここは恵庭渓谷と言って、秋の紅葉が有名で、時期になると賑わいますが、今はまだ早く、静かなドライブが楽しめます。渓谷上流の白扇の滝には駐車場があり、谷の周辺が公園のようになっています。ここも時期には車と人で混雑するのですが、今は静かなものです。駐車場から降りてすぐのところの谷が滑のようになっています。
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そして、そのすぐ下にあるのが白扇の滝です。
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それほど大きくはありませんが、滝自体もその下の滝つぼも美しく、こじんまりとしていながら印象に残る滝です。秋、紅葉の時期にはさぞ美しいだろうということが周りの様子からも想像できます。

 ひとしきり咲いていた夏の花も終わり、今はキク科の外来種の天下になっていますが、少ないながらも美しい在来の花を見つけることができます。
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 アキノキリンソウ(キク科)。本州の方ではひょっとすると高山植物の仲間に入るのかもしれませんが、北海道では低地から山にかけて広く分布しているようです。

 少し進むと国道に出ます。国道をしばらく行って、わき道にそれるとまもなく眼下に濃いブルーの水をたたえた湖が木々に囲まれて現れます。オコタンペ湖です。千歳方面からは恵庭岳の裏側になっていてあまり訪れる人のいない、秘境ともいえる静かな湖です。
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 さらに進むと道は行き止まりになりますが、その手前で周りの木々の梢越しに恵庭岳の頂上が望まれます。普段、石狩平野から見える姿の裏側になります。この辺りは降雪量が少ないので頂上付近にも樹木が見られ、高山の雰囲気にはやや欠けますが、頂上の岩峰と言い、ここから見上げる角度と言い、なかなか迫力ものです。
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 分かれ道に戻って国道に出、しばらく下ると支笏湖です。
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 逆光の湖面の向こうは左奥が樽前山、右が風不死岳。どちらの山も美しく伸びた裾野に豊かな原生林を抱えて、特に樽前山ふもとの樹海はここからはるかな苫小牧市にまで広がっています。しかし、この自然に恵まれた静かな原生林に今、あろうことかカジノ誘致の話が持ち上がっているとは・・・。




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2018年11月24日 (土)

冬の到来

  今週は早々に札幌で初雪の便りがありました。我が街もその翌日初雪となり、その後23日、真冬のような日が続き、連日雪が降っていました。札幌の初雪は平年より20日以上も遅く、観測史上最も遅いタイ記録だそうです。我が家の庭も真っ白になり、枯れ木もナントカの木々にも急に花が咲きました。


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 昼でも最高気温がせいぜい零度くらいにしかならないと積もった雪もなかなか消えません。


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 裏の道路の向こうの林はいつもきれいです。いくら暖かかった秋とはいえ、やはり来るものは来るのですね。これから長い冬、我々道民は家に閉じこもりがちになります。家の中で楽しめる趣味を持っている人は幸せというべきでしょう。

 

 その荒れ気味の天候も昨日ようやく晴れ上がりました。
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 雪あがりの晴天は本当に美しく、汚れたものをすべて隠して表面をきれいにしてくれます。今までの暗く沈んだモノトーンの闇から一気に光り輝く世界に飛び出したという感じです。しかし、最低気温はもう―10度を越え、日中の風と空気は冷たく、本格的な冬の到来を感じさせられます。








 








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2018年11月11日 (日)

過ぎゆく秋

 隣家のモミジの木を見ていると季節の移り変わりが良く分かります。下の写真は、以前にもこのブログでお見せしたことがありますが10月末、このモミジが最盛期の頃の姿です。 

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しかし、1週間ほど前にはこのように葉がすっかり少なくなっていました。 

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それでもわずかに残った紅葉は我々を楽しませてくれました。



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 これはその頃、私の模型部屋から住宅地に接する森を撮った写真です。朝日に照らされて、色濃く見えますが、木々の半分くらいはもうすっかり葉を落としています。まだ、こげ茶に葉を付けているのは一部のミズナラでしょうか。

  しかしそれらの木々も。一昨日の強い風でほとんど葉を落としてしまったようです。



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 これは本日の隣のモミジの樹です。


 

 今年は11月に入っても暖かい日が続き、今日もこの季節としては暖かく穏やかでしたが、やはり季節は容赦なく移り変わるようで、そのことをこのような木々が教えてくれます。私も、もう車のタイヤを冬用に変えました。あとは初雪を待つばかりにはなっています。

 






           




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2018年11月 7日 (水)

美瑛の丘

 忠別ダムからの帰路は忠別川の谷に沿って走ります。運転途中、谷の両側の丘の黄葉したカラマツ林の美しさに魅せられ、つい寄り道をして丘の上に上がってみます。丘の端の崖を登る急坂を過ぎると道は緩くなります。左右は畑地ですがもう収穫は終わっていて、今は土を均したり来年のための堆肥を鋤き込んだりしているのでしょうか。緩斜面の上の方にトラクターが働いているなと思って目を向けるとその背後に真っ白な山が頭を覗かせています。
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 斜面の道を進んでいくと徐々に山の全容が見えてきます。
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素晴らしい展望です。



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 後ろを振り返ると、逆光ですが丘が連なります。ああ、ここは丘の町「びえい」なのだとあらためて思い至りました。



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 同じ場所から、カラマツ林の向こうに先ほどの旭岳が見えます。



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 忠別湖からは全貌が見えなかったトムラウシ山も良く見えます。旭岳と同じように中腹から上は真っ白です。



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 これはやや逆光になりますが十勝岳連峰の盟主「十勝岳」でしょう。頂上付近にまつわりつくのは噴煙でしょうか、それとも雪煙でしょうか。

 忠別ダムと言い、このあたりの丘と言い、あまりの素晴らしさにもっと時間をかけてゆっくり見て回りたい気持ちにさせられましたが、日暮れの時間が刻一刻と迫ってきます。富良野、美瑛から大雪山や十勝岳連峰を鑑賞するのは日暮れ近くが一番美しいのですが、ここから我が家まではまだ150k近くあります。私のような年寄りがそんな距離を暗闇の中、運転するのはとても恐ろしい。ということで、後ろ髪を引かれる思いでしたが、退散することにしました。また、いつか、この時期が来るまでしばしのお別れです。

 















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2018年11月 6日 (火)

忠別ダム

 今年も北海道の10月は大変温暖な天気が続きました。その傾向は11月になってからも今のところ同じです。先週末も好天にめぐまれたので、ひょっとすると今年最後になるかもしれない遠出をしました。我が家から車で約3時間、行き先は大雪山の麓にある「忠別ダム」です。ここには7年ほど前に一度行ったことがありますが、その時湖面に映った大雪の主峰「旭岳」の姿が印象に残っていました。

 富良野から美瑛を経て東川町方面に向かいますが、途中の路の脇にあったJRの駅を写真に撮りました。

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JR北美瑛駅。 以前は古い、しかし趣のある駅舎でしたが、新しく建て替えられていました。

 忠別ダムに着き、ダム堤の上から忠別湖の湖面を見渡します。

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 少し水が少ないようですが、人工湖なので秋はこの程度で普通なのかもしれません。湖のかなたに聳えるのは大雪をはじめとする北海道の中央高地の山々。写真左端が北海道の最高峰、旭岳、そして一番右端、手前の黒い木々でおおわれた山の上にわずかに顔を見せているのが北海道でももっとも奥深い山の一つトムラウシ山のようです。雲ひとつない快晴の下、何とも素晴らしい景観です。

 

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 望遠で引張って撮った旭岳。中腹までもう真っ白。湖面にその白い雪を映します。

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 トムラウシ山はさらに引っ張ってようやく撮れました。ここからは頂上付近がようやく見える程度ですがこちらも真っ白になっているのが分かります。

 

この日は道央でも朝から快晴、期待して来た忠別湖の景観は外れることはありませんでした。湖畔にはいくつかの駐車スペース兼展望台があり、どこからの景観も見事で、いつまで見ていても飽きることが無いほどの展望でしたが、遠い復路が待っています。旭岳に別れを告げ、来た道を戻ります。

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2018年10月30日 (火)

秋の景色 7

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 ゴルフ場への道と別れて東の方へ進むと、舗装が切れて砂利道となります。落ち葉がたくさん積もった細い道は心もとなく、おまけに道端のあちこちに「熊注意!」の看板があります。しかし、周囲はこの写真のようにただ美しいの一言。

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 同じような写真ばかりになってしまいますが、どこからでもつい写真を撮ってしまいたくなるほど美しい森が延々と続きます。

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 しばらく進むとようやくあたりが開けた感じとなり、針葉樹が現れてきました。これはおそらく人工林でしょう。しかし、その下のモミジはやや傾いた日を受けてまだ輝いています。

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そろそろ人里が近いのでしょうか。振り返ると辿ってきた道が深い森に埋もれて、まるでトンネルのように見えます。森に入ってからここまで、途中写真を撮りながらゆっくり走ったとはいえ車で2時間ほど、どうやらクマに会わずに来られました。

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私は鉄道模型のレイアウト(ジオラマ)作りを楽しんでいますが、そのジオラマで表現したいのが、季節は違いますがこのような北海道の森。おそらく内地ではほとんど失われてしまった手つかずの平地の広い森、これが北海道を代表する情景のひとつです。しかし、スペースの狭い室内のレイアウトでそれを表現するのは至難の業、私などにはとうてい無理です。

 

 


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