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2020年7月18日 (土)

夏の花

 道東の旅を終えて帰ってきましたが、私の住んでいるあたり、すなわち道央には見るべき野草はないかというと、もちろんそんなことはありません。今は少し盛りを過ぎていますが、郊外に出ると夏の花々が咲き誇ります。
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 道東の湿原でも見てきたノハナショウブ(アヤメ科*)。こちらでも田舎道の脇などでよく見られます。もともと石狩地方は北海道で最大の湿原地帯でした。その大半を明治以降に入ってきた日本人が開拓して稲田にしたわけですが、昨今、放棄された田んぼでは自然にこの花が咲き始めることがあるそうです。そんな中、遺棄水田のこういった在来の花を積極的に保護して、元の原野の状態を一部でも再現しようという取り組みも始めてられているようです。

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 ヤナギラン(アカバナ科)。これも道路の脇で見られます。蘭とは縁もゆかりもない花ですが、名前にランを冠されただけあって、大変美しい花です。これと似たような花(咲く時期も場所も)にミソハギがありますが、美しさではこちらが断然勝ります。いちど山野でこの花を見て覚えると忘れ難くなります。

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 エゾクガイソウ(オオバコ科)。草丈2m以上にもなる大型植物ですが、花は大変美しいと思います。これも、野草としては印象に残る花でしょう。

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 ホザキシモツケ(バラ科)。この花は原野に咲きます。特に私の住む所より南の地域、苫小牧近くの原野に群生して生え、この時期美しく花を咲かせます。
 こういった夏の花が終わると、いよいよ秋の花の季節となるわけです。ただ、北海道では秋には野山がキク科外来種の天下になってしまうので、野草好きの私としては多少残念な気が致します。そのかわり秋は花よりもむしろ紅葉を楽しむ季節と思うようにしています。


 * 7/12のブログでアヤメ、カキツバタ、ノハナショウブをユリ科としましたがこれらはすべてアヤメ科の間違いです。以前にも同じ間違いを犯したような気がします。大変失礼致しました。また、エゾカンゾウは以前はユリ科で間違いなかったのですが、最近の分類ではススキノキ科となっています。




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