« 2020年3月 | トップページ | 2020年5月 »

2020年4月

2020年4月28日 (火)

tt9プロジェクトC61キットの組立2

 tt9プロジェクト製の蒸機キットを最後に組み立てたのは何時頃だったろうとノートを見返してみると、2009年に9600のデフ付きを完成させたとあります。そのころ撮った生地完成時の写真が見つかりました。古い写真のせいかやや不鮮明ですね。
1img_1594

 この9600はこの後、塗装してから私の鉄道で活躍してくれて、このブログでも、特にレイアウト紹介の際などにはたびたびその姿を見せてくれていました。しかし、これが最後、それまでは2年に1両くらいの割合でtt9のキットに取り組んでいたのですが、これ以降長い長い空白ができていました。それは新しいキットがリリースされなかったこともありますが、その頃から私の模型活動の中心がしばらくの間レイアウト製作に移っていたことも原因の一つです。

 さて、C61キットの組立記ですが、今回は私が未熟なるがゆえに苦戦している様子なども正直にお伝えして皆様のご意見、ご教示などを頂き、今後の趣味生活の糧に出来ればとも考えております。
 このキットはいつものtt9プロジェクトのものと変わらない箱に一式梱包されていました。これまでの経験から、模型メーカーのキット部品には欠品がみられることがしばしばあるので、いつものように購入して即、部品を1点、1点調べたのですが、このキットは160種ある部品(実際にはもっと多い)がすべてそろっており、それに関しては完璧でした。10万円近くもする高額な商品に欠品がある、などというのは今の我が国の工業製品・商品の一般常識としては信じられない話ですが、鉄道模型の世界ではよくあることで、特に(蒸機)キットに関しては今回などはラッキーと言うべきだったのかもしれません。
1dscf2188

 キットの中には立派な説明書が入っています。ただ、この説明書の内容は私にとってはそれほど優しいとは言えない、もちろん最初のC62の説明書のように初心者にはチンプンカンプンというほどではないのですが、あっても良いものが少し抜けているという感じです。もっとも、説明書を開くと最初のところに、このキットは上級者向けで、説明書には初歩的な内容は省くとはっきり書かれています。
2dscf2189 

 これから説明書と首っ引きで工作をしなければならないので、原本を失くしたり、汚さないためにもすぐにコピーを取っておきます。
3dscf2192

 部品表は工作台の上で常に必要になるので、詳しいものがあるのはありがたいことです。特に各部品の成形法まで示されているのは、工作の際に探しやすくて、組み立てる方は大変助かります。
4dscf2194 

 説明書の巻末にC61の1/120のイラストがありますが本格的な模型図面はありません。
5dscf2191
 以前の9600のキットやC62キットの説明書にすらあった主台枠やモーターの位置関係を示す図もありません。また機関車の前面とテンダー後面に関しては図面、写真はおろか絵という類いのものも一切ありません。この機関車を知り尽くした人でないと作れないかもしれません、いや、このキットはそういう人達だけを相手にしているのか。私に大丈夫なのかしら~、という不安が一瞬頭をよぎります。





| | コメント (0)

2020年4月26日 (日)

tt9プロジェクトC61キットの組立 1

 「この大型連休中は外出を控えてください!」、各地の首長達の要請が悲痛に響きます。野草好きの私にとって春は1年の中で最高最大のチャンス。ここ数十年、毎年欠かさずこの季節には近所、遠方と所かまわず山野を歩き回っていましたが、今年はやはり控えざるを得ないでしょう。その代わり模型工作に励もうか、まあ、家の中で楽しめる趣味を持っているだけでもヨシと思いましょう。 

 ところで当ブログではこれからしばらく、標記キットの工作記にお付き合いいただきたく思います。日本型TTファンにとってはtt9プロジェクトの蒸機キットはやはり本命ともいえる存在なのでこれまでの他の車両の製作記よりやや詳しく述べたいと思います。少し長くなるかもしれませんが。

 実際の工作は2018年の夏ごろスタートしました。しかし、諸般の事情があってその後しばらく放り出してあったのを、あらためて今年(2020年)になって取り上げてつい先日ようやく終えた(生地完成)ものです。もちろん、このあと塗装、その他少しやることが残っています。
0x20dscf0102-2

 見かけは足かけ3年にもなりますが、実工作時間は素地完成・試運転まで、すなわち塗装を除いて6か月くらい。私の工作力では国鉄近代型テンダー機ではこのくらいが普通、それでも以前よりは早くなっているのですけれど。

 このキットは2008年ころにリリースされたらしいです。らしいというのは私自身あまりはっきり覚えていないからです。私の工作ノートによると購入したのは2012年、発売から4年あと、そして組み立てを始めたのがさらにその6年もあと。つまり購入時も、そのあともあまり製作意欲が沸かなかったということになるのかもしれません。この機関車は北海道では活躍しなかった、だから・・、というわけでもありません。北海道とは無縁でも私が興味のある車両はたくさんあります。以前、梅小路に行ったときにはC53やC59の写真をたくさん撮ってきました。そのほか多くの車輌もその時撮っていたのですが、C61の写真は今探してもただの1枚もないのです。全く眼中になかったのかしら、当時すでにこのキットは所有していたにもかかわらず・・、です。

 もちろん、C61という機関車が存在することは以前から知っていました。復活した動態機もあり、それが人気を呼んでいることも。ただこの機関車、上回りはD51そのもの、ご存じのようにD51は大変優れた機関車ではありますが、スタイルはいたって標準的、悪く言うとやや平凡と言えるかもしれません。現役を見てきた世代にとっては、あまりにも数が多すぎてどこにでもあり、D51が走ってくると「なんだ、またか」などと思わず口走ってしまうこともあったくらいでした。今思うとなんと罰当たりなことだったのでしょう。だから、C61になってもボデイーにはさほど個性があるとは感じられず、また、なんといってもエンジン部とテンダーのバランスが良くないように思えてなりません。パシフィックやミカドに比べると断然大きく見えるハドソンにあの短いテンダーの組み合わせは国鉄近代型SLの中では決して美しいとは思えない、などと不満ばかりが先に出てしまいます。ただ、これはあくまでも私個人の独断なので、賢明な諸兄はぜひ聞き流しておいていただきたく思います。

 そうはいってもtt9プロジェクトから発売された蒸機のキットはそれまでにこれを入れて3種類のみ、別な機種が発売されないかと首を長くして待っていたのですが、2018年ころになるとその望みは実現しそうもないということがはっきりしてきたので、私もようやく重い腰を上げてこのキットに取り組むことにしました。




| | コメント (0)

2020年4月23日 (木)

作今札幌の鉄道模型店事情 続き トイメイツ

 前述のようにNゲージ完成品販売が主体であるトイメイツの業態は現在の地方模型店としては当然のことだったのでしょうが、それでも塗料などはタミヤ、クレオス以外にGMやジェイズなどをしっかりと在庫させていました。また、銀河モデルの小さなエッチング部品や、鉄道模型用のインレター、そして量的に多くはなかったですがHOの完成車輌も新製品をいつも置いていました。何といってもレイアウト用素材の品ぞろえは、よく札幌であそこまで・・と言えるほど素晴らしかったと思います。KATO,TOMIXばかりでなく、ジオラマ素材専門メーカーのもの、輸入のジオラマ用品やストラクチャーキットまでありました。一度、KATOのカタログを見て、東京の「ホビーセンターKATO」を訪れながら、在庫切れで買い損ねたバイキング製の輸入トラクターをトイメイツで見つけた時などは本当に感激しました。思わず「コチラにあるじゃないか・・・!」と叫びたくなったほどです。

 私は、Nゲージに限らず完成品を購入することはなかったので、店にとってはいい客ではなかったはずですが、一度だけここでNゲージの完成品を買ったことがあります。それは、KATOがNゲージで製造販売したアメリカ、サザンパシフィック鉄道のデイライト号、GS4型蒸気機関車と客車10両編成セットです。店の棚に飾られている姿のあまりの美しさに、これにだけは手が出てしまいました。

Dscf0366-2
Dscf0369-2 

 私のレイアウトは9mmですがNゲージ用車両を走らせるのは禁じ手としています。これを犯してしまうと、際限がなくなりそうだからです。しかし、デイライト号に限っては超法規的な処置を取り、買ってからしばらくはレイアウトに乗せて毎日のように遊んでいましたし、今でも走らせることがあります。

Img_1990 

Img_2002

 それと、これは思いとどまったのですが、トイメイツの飾り棚で魅了された車輌のひとつが天賞堂のカンタムのC62(HO)です。車輌の出来も素晴らしいし、カンタムは通常のDC電源でもサウンドの一部は出るという話を聞いていたので。しかしこれは同じくらいの出費をするならキットを買った方が楽しめそうだ、という打算が先に走ってもう少しのところで思いとどまりました。その後、しばらく経ってからですが、代わりに通販で購入したのが安達のキット。これはまだ手も付けていませんがいつか仕上げたいと思っています。

 横道にそれましたが、とにかくトイメイツには年に数度と回数は少ないのですが長年にわたってお世話になりました。ちょうどこの店に行きだしたころから私の固定レイアウトづくりが本格化したので、極端な話、この店あってこそ今の私のレイアウトありとも言えるくらいのものでした。現在の固定レイアウトは、8年くらいかけて完成に持ち込んだもので、このレイアウトシーナリー素材の多くはトイメイツで調達したものです。そのトイメイツがなくなった今、これからレイアウト関係はどうすればいいのか、私が現在知る範囲では札幌にあのクラスの鉄道模型店があるとは聞いたことがないし、・・と途方に暮れています。*

 思えば、私が鉄道模型を始めて以来お世話になってきた店の数々、セントラルホビーから始まって、中川ライター店、いさみや札幌店、そして今回のトイメイツと次々と姿を消してしまいました。これは鉄道模型人口の減少によるものなのか、それとも日本人の購買形態の変化なのか。この先、コロナの影響(特にコロナ後の社会)などを考えると個人店舗はますます厳しい局面に向かわざるを得ないと思われます。こういう時だからこそ、我々も店舗に出向いて活気づけてやらねばならないと思う一方で、今は感染予防には外出自粛が肝要・・・、となるとどうしても腰が引けてしまいます。

 春だというのに胸中には寒風が吹いているようです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  * 私は札幌の住人ではないのでこういった事情には疎いのですが、調べたところ豊平区に「B'sHobby札幌平岸店」という店があり、模型では道内最大の店舗と謳われているそうです。いつか行ってみようと思いますが、場所的には札幌駅からさらにバスか地下鉄利用が必要でしょうし、また中途半端に都心に近いので車で行くのにも時間がかかりそうで、私にとってはやや行き難そうかな~、という感が先に立ちます。




| | コメント (0)

2020年4月21日 (火)

昨今札幌の鉄道模型店事情

 コロナに明け暮れる今日この頃ですが、季節の移ろいはそんなことにはお構いなし。4月に入ってからはやはり北国にも春らしい暖かさがやって来ました。冬の間に工作しておいた素地完成の車両がいくつかたまっているので積雪期には遠ざけていた塗装作業にそろそろ入らなくてはなりません。コロナ騒動の渦中にある今、材料調達のために店に出向くのもはばかられるし、何か良い方法はとネットで調べているうちに、いつも模型用素材を購入していた札幌東区の模型店「トイメイツ」がなんと閉店していたことが分かりました! しかも、すでに昨年中に閉店したらしい。そして昨12月の閉店セールでは大幅割引があったとのこと。

Dscf0408

 この店には私の模型工作上必要な素材、塗料などが山ほどあったはず。願ってもないチャンスだったのに、これは何とも残念なことをしてしまった! ・・と悔しい思いに駆られました。まあ、年も変わった今頃になって歯ぎしりしているようでは「何をネボケているのだ」と笑われてしまいます。
 しかし、冷静に考えてみると、これは私にとって悔しいなどと言っている場合ではなく、より深刻なことになりそうだ、ということが実感として沸いてきました。トイメイツはプラモデルや一般の文房具なども扱っていますが、看板には鉄道模型が一番先頭に掲げられていました。おそらくこの分野には力が入っていたのではないかと思われます。この店は札幌南区のコムモデルとともに、近年私が最も利用している模型店、いや、極端な言い方をすれば、札幌駅横のヨドバシカメラ(ここは汎用品が安いし、札幌駅に近いため、ついでのときに利用しています)を除くと、この2軒しか最近は利用していなかったからです。

 私は鉄道模型を再開してすぐに頼ったのが狸小路にあった北海道の伝説的老舗、中川ライター店。当時、北海道の鉄道模型店のことなど何も知らなくて、唯一、大昔から名前を知っていたこの店に実に半世紀ぶりにオノボリサンよろしく恐る恐る顔を出してみたのです。当初、中川ライター店には何回か通いましたが、その後すぐに、この店の近隣にもう少し品ぞろえが豊富な店、セントラルホビーがあることを知り、それからはむしろそちらに出向くようになりました。ただ、両店ともどちらかといえばKATO,TOMIXを主体とするNゲージ完成品の店と言えたかもしれません。また、少し経つとTMSの広告から「いさみや」の札幌店があることを知り、金属工作の材料はそちらから調達するようにもなりました。

 トイメイツはむかしから店の前を幾度となく通ったことがあり、そこに模型店があるのは知っていました。ただ、東区の雑然とした、しかもやや古風なスーパーと軒を並べているし、しかも文房具の看板も並列しているので、教材として鉄道模型らしきものを数点程度置いてあるのだろうくらいに思い、とても専門店などとは思えなかったのです。しかし、街の中心にあった模型店がどんどん閉店していくので、ある日なんとなく店内を覗いてみてびっくり、「札幌で、コンナに品ぞろえが多いのか・・・」。もちろんNゲージ完成車輌が多かったのですが、それまで私が見てきた札幌の鉄道模型店の中では一番充実していることは一目で分かりました。

 それで以降、車両用素材はいさみや、塗料やレイアウト用材料はトイメイツと、だいたいこの2店で模型用品を購入していたのですが、まもなく南区に「札幌コムモデル」が出店したのを知り、またその後、いさみや札幌店が閉店したということもあって、ここ数年は前述のように車両用素材はコムモデル、レイアウト用品はトイメイツという使い分けが定着していたのです。両店ともなかなか頑張ってくれているので、数年に一度東京に出た時に模型用品のまとめ買いをすれば、あとは北海道にいても鉄道模型用品の調達にそれほど苦労すると感じたことはありませんでした。むしろ、大都市圏以外で鉄道模型用品がこれだけ手に入るのは自分ながら恵まれている方だと思っていたくらいです。しかし今、その中の1軒が無くなってしまったとは、これからどうすればいいのだろう・・・。



| | コメント (0)

2020年4月19日 (日)

TT(1/120)レイアウト 国鉄道東本線 ターンテーブルの完成 6

 さらに機関区全体の完成後の写真をもう少しご紹介します。
572915-2
 この写真は逆光気味ですが、ターンテーブルと扇形庫のほぼ全体像です。

61dscf1663-2 
 ターンテーブルを中心とした部分の俯瞰。左上、奥の方には建屋が何軒かのぞいていますが、これらは機関区事務所など。後日、ご紹介したいと思います。

54dscf4064
 同じようにやや上方からの扇形庫の夜景。これまでこのレイアウトのストラクチャーはすべて非点灯でした。その中ではじめて点灯化されたストラクチャーがこの扇形庫です。やはり感じが出ます。本当はここで機関車のヘッドライトも点灯していればもっと実感味が増しそうですが、現在、私のレイアウトでは残念ながら停止中の車輌を点灯することはできません。

 幌内機関区はこれでターンテーブルと扇形庫の紹介が済みました。ただ、機関区にはもっといろいろな施設設備がありますので、それらは追って紹介させていただくつもりです。なお、機関区についての記事はこの後少しお休みとし、ほかの話題に移りたいと思います。 
                (この項終り)




| | コメント (0)

2020年4月17日 (金)

TT(1/120)レイアウト 国鉄道東本線 ターンテーブルの完成 5

完成したターンテーブルをもう少し眺めてみましょう。なおこれらの写真は、この機関区全体が完成してから撮ったものです。

47y2309-3
 幌内機関区扇形庫を背景にターンテーブル上のD51。なお、このD51は天賞堂の関東型を完成品で入手しました。

47y2309-4 
 こちらは扇形庫の中から見たターンテーブル。

47y2309-5
 運転室を手前にしたターンテーブル。この関東型D51は旧狩勝時代風に、正面を主灯1灯にし、キャブは密閉化したいのですが、まだできていません。その時代を彷彿とさせるのは今のところボイラー上の重油併燃装置のみです。

48x4163
 夜のターンテーブルの光景。後にあるのは左から給炭槽、変圧器電柱、クレーン。前述のようにすでに機関区全体が完成してから撮った写真です。



| | コメント (0)

2020年4月14日 (火)

TT(1/120)レイアウト 国鉄道東本線 ターンテーブルの完成 4

 完成したターンテーブルです。
36a9dscf5803

 ブリッジはオリジナルはプラスチック製、その上の枕木も黒いプラスチックなので、プラっぽさを消すために両方とも塗装したいところですが、下手に塗装をして、軌框とブリッジ本体を固着させてしまうと施錠動作に支障をきたすかもしれません。このターンテーブルはブリッジの回転と施錠動作が別々のモーターによってなされ、ブリッジ本体とその上の軌框が独立して動くからです。そこで塗装は避け、レール脇のプラスチックの部分を他と同じように2tバルサ板で覆って隠してしまいました。
36a10dscf5424


40dscf1531
 完成したターンテーブルに9600を乗せてみます。

41dscf1517
 ターンテーブルを回転させて上の写真の逆側を見たところです。




| | コメント (0)

2020年4月11日 (土)

TT(1/120)レイアウト 国鉄道東本線 ターンテーブルの完成 3

 模型に戻って、まずターンテーブルの周りは全周にわたって2tバルサ板の渡り板で覆ってしまいます。外周線のレールはコード80なので2tの板を枕木の上にかぶせるとほぼレールの上端くらいまでの高さになります。そして外周線のさらに外側は枕木の上あたりまで紙粘土で覆います。
36a6dscf0581

 新得のものとの違いが一番目立つ運転室は、まずプラスチックのオリジナルの運転室をそっと上に引き抜きます。そして元のものより一回り大きな新しい運転室をペーパーで作り、それをすっぽりとかぶせてしまいました。これによりオリジナルのNより大きく、サイズ的にはTTとしてちょうどよい大きさの運転室に見えるようになりました。窓のガラスは透明なものを使うと中のモーターが丸見えになってしまうので、実際はあり得ませんが曇りガラスにしました。これは透明のスチロールシート(商品名:透明プラバン)に艶消しのクリアー塗料を吹いたもので、私は吹付量により曇り具合をコントロールしています。
36a6dscf5798
 窓は旧新得時代に合わせて現在のニセコ駅のものとは変えてあります。

36a7dscf5799-2
 やぐらにかかる梯子と、集電器から運転室に向かう電線管(と思われます)です。梯子はステップが0.3φ、枠は0.4φ真鍮線で作り、電線管は手芸用紙巻針金です。少し目立つように明るいグレイに塗りましたが、ほかの色が濃いので写真に撮ると白にしか見えません。なお、やぐらはKATOのN用オリジナルを黒で塗装してそのまま使っています。

36a8dscf5800
 ダミーの施錠装置とレバー。これは新得時代の写真には写っているのですが、細部が判然としないため、ニセコ駅のものをそのまま参考にしてペーパーとプラスチック、そして真鍮細線から作りました。

 



| | コメント (0)

2020年4月 8日 (水)

TT(1/120)レイアウト 国鉄道東本線 ターンテーブルの完成 2

 ニセコ駅のターンテーブルをもう少し近寄って 見てみます。

36a2dscf9802
 ブリッジ中央の「やぐら」とそれにかかる梯子です。

36a4dscf9812
 これは逆側からやぐらの上の方を見た写真。足場と手すりがありますね。

36a3dscf9800
 これは運転室。新得時代の写真と基本、同じですが、細部ではやや違っているようです。

36a4dscf9813
 そして、これはブリッジを所定の外周線に固定するための施錠装置とそれを動かすハンドレバー。これらは非常に参考にはなりますが、模型の方ではむしろ新得機関区時代の写真に似せたものとしたいと考えています。

 * この調査は2016年に行ったものです。その後、この周辺はもっと整備されていてこのターンテーブルも主として危険防止の観点から少し変えられています。したがって、これらの写真は厳密に現在の姿を伝えているものではありません。




| | コメント (0)

2020年4月 5日 (日)

TT(1/120)レイアウト 国鉄道東本線 ターンテーブルの完成 1

 コロナウィルスへの対策からこのところレイアウトの運転も控えています。なぜ・・・?いや、これは私の不注意だったのですが、ウィルス消毒用のアルコールが手に入りにくくて、わずかに残ったレール清掃に使っているアルコールをそちらに回さねばならなくなってきそうなのです。ほんとうにマスクといい、アルコールといい、何とかしてもらいたいものです。爆発的感染のいかんは個人の行動に大きくかかっているなどとおっしゃられる方々もいるようですが、これでは感染予防もままならない。  

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 ところでそのレイアウトですが、ほぼ完成した扇形庫までを報告しました。次いで、ターンテーブルです。こちらは完成品を組み込んだだけですから、機能に関して変えるところはありません。ただ、オリジナルがN用なのでTT風にしたり、旧新得機関区のそれに合わせるような外観的な改変が必要です。

 実はむかし新得機関区にあったターンテーブルは現在でもJR北海道ニセコ駅に静態保存されています*。そこで、新得時代の写真とともに現在の姿も参考のために見ておくことにしました。
30dscf8889
 この写真は当ブログでも以前紹介したことがありますが、現在のJR北海道ニセコ駅。最近のこのあたりの発展に合わせてか、なかなか瀟洒なたたずまいです。この駅はかつては狩太(カリブト)駅と言って、どうということもない田舎駅でした。駅から少し離れたところにこの辺では名の知られた温泉湯治場がいくつかあったくらいで。だいたいニセコ連山一帯は、はるか昔からスキー場として有名ではあったけれどそれはあくまで山岳スキー、一般の人が行って楽しむようなゲレンデスキー場ではなかったのです。それが昭和40年近くなっていわゆる「リゾート開発」が始まり、大規模なリフトやロープウェイができて一般スキー場として有名になり、地元もそれにあやかって昭和43年に駅名を狩太からニセコへと変えました。なお現駅舎はニセコ駅としては2代目、昭和63年に改装されたとのことです。昭和63年といえば国鉄が各JR会社に分かれた翌年です。

 さて、今では大変珍しいターンテーブルですが、駅に沿って上り方向(長万部方向)に少し歩くとやがてホームが切れ、かつて本線から分岐していた線路が現れます。
31dscf9793
 背景に見えるのがニセコ駅のホーム、それに沿って走るのは函館本線。手前に向かってくるのは以前は本線に沿っていた線路から分岐していたことがすぐにわかりますね。
 この灰落としのピットの先、すなわち写真背中方向にターンテーブルが姿を現します。
32dscf9796
 上の写真の場所から背中側を見たところ。このターンテーブルの経歴は北海道の鉄道史の中でも大変ドラマチックなものです。元々は前記のように新得機関区で狩勝越え用に使われていました。それだけでもすごいことなのですが、旧狩勝線が廃止になった昭和41年以来その地で眠りについていたこのターンテーブルが平成2年(1990)、あの「復活ニセコ号」が俱知安からニセコへ運転を延伸するに伴い、ここ終点でC623号機を反転させるために新得から移設されたのです。というよりも、これは私の推察ですが、新得にまだC62を乗せられるような大型の転車台(もちろん電動式)が残っていてそれが移設可能だったから、ニセコ号の延伸が実現できたというべきなのかと思います。このようにこの転車台は北海道の鉄道の歴史の中でも特に華やかなスポットを浴びた二つの舞台に登場しているのです。

 ニセコが世界的な観光地として脚光を浴びるのはその先、21世紀以降なので、復活ニセコ号がもう少し持ちこたえていたら、と思うと・・・。

   * ニセコ駅のターンテーブル、今は手動ながら回転させることができるように修復されたとの情報があります。

 

| | コメント (0)

2020年4月 2日 (木)

協三Bタンク機のリニューアル 4

 前にもやっているのですが、改めてTTスケールの他の車両とサイズ比較を行って見ます。 

 二軸有蓋車としてはやや大柄なワム90000と右は小柄なワ22000です。
403dscf9256 
 その中間のワフ29500とほぼ同じくらいのサイズでしょうか。
402dscf9254


401dscf9252
 TT用にサイズを少し小さくしたアルモデルのHOナローCタンク機(当ブログ 2019 6 19)との比較。やはり、HOナローそのままの当機(右側)はBタンクとしては大柄です。以前はこのサイズでもTTとして許容範囲ギリギリかと思っていましたが、その後同じメーカーのCタンク、DタンクなどをTT用に改造してみますと、一番小さくても良いはずのBタンク機がほかのタンク機より大きいということには個人的に少し違和感がでてきました。   (この項終り)





| | コメント (0)

« 2020年3月 | トップページ | 2020年5月 »