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2020年1月11日 (土)

1/120レイアウト国鉄道東本線 私の幌内機関区  1-3

 私の青少年期はまさに蒸気機関車の最盛期、ターンテーブルはテンダー機には必須のものなのでちょっとした駅にはその設備があり、それほど珍しいものではありませんでした。一方、それを取り囲むように広がる雄大な扇形庫はと言えば当時でもそう滅多にみられるものでは無かったと思います。私の育った町は北海道では一応有数の街で、短くない支線が2本出ている国鉄としても大きな駅がありましたが、扇形庫だけはありませんでした。この駅の東側、4つ目の池田駅は機関区を有し、近辺では「鉄道の町」と言われていましたが、そこにも扇形庫はありません。一番近くは、はるか日高山脈のふもとの新得駅まで行かなくては見られなかったのです。そういうわけで、扇形庫には一種のあこがれのようなものを持ち続けていたわけです。

 というわけで、私が想定する機関区セクションは新得機関区のようにターンテーブルと扇形庫を有する中~大規模の機関区、昔からあこがれていたものでなければならない、そうなると個人レイアウトの狭い機関区のスペースの中ではターンテーブル+機関庫がそのセクションのスペースのほとんどを占有してしまいます。したがって機関区セクションを設計するにあたってはまずどのようなターンテーブルを使いそれに合わせてどういった機関庫を作るかが決まらなければ線路配置すら決めることができません。要するに、機関区の線路配置を決めるためにはまずターンテーブルを具体的に決めなければならないのです。

 さらにこの機関区セクションというかこのレイアウトの第一の目的は観賞用ではなく車両の運転というところにあるので、ターンテーブルは自動運転(電動式)、そして思った位置に自動停止させられる(施錠方式)ことが望ましい、というよりもそれがほぼ絶対条件になります。そうなると、私の技術力と製作の時間を考え、無理して自作などをせずに市販完成品を利用するのが最適という結論になりました。

 当鉄道はTTスケールとはいえ9mmゲージを採用しているので、市販のNゲージ用ターンテーブルをいくつか検討し、フライシュマンのN用ターンテーブル(KATOの旧ターンテーブル)に注目しました。
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フライシュマンN用ターンテーブル KATOカタログより

 この製品は自動運転自動停止、しかもブリッジの長さが180mmと日本型TTにはぴったりです(TT実物換算で21.6m)。ただ、外周線間の角度が7.5度と小さいことから、外周線を長くとらねばならず、そうなると当レイアウトにとっては面積的に厳しいことになります。そこで、その2倍の15度として使うことにし、日本型に改造してレイアウトに組み込んでみました。
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 改造は何とかうまくゆきました。

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 角度を15度にしたので外周線の数は十分ではありません。この場合扇形庫はせいぜい6線が限度でしょう。まあ、ギリギリ合格というところでしょうか。しかし、組み込んでみるとブリッジの回転が渋くなる、停止位置が必ずしも外周線と完璧には一致しない等、予期せぬ不具合が生じてしまいました。おそらくターンテーブルを組み込む技術も雑だったのでしょう。さらに外周線間の15度という角度はやはり大きすぎて国鉄型のイメージにはどうしても合わず、かといって7.5度では小さすぎる・・、とこの状態ではなかなか採用を決めることができません。

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